暑いの?寒いの?雪降るの?
鳥取市の気候を言葉で表現すると『夏は短く、暖かくて蒸し暑い、冬は非常に寒く、風が強くて曇りが多い、年間を通じて湿度が高い』となります。実際に暮らしている感想としては、雨や曇りの日が比較的多いのでジメジメしている印象はありますが、晴れた日はバツグンに過ごしやすいと感じます。また海だけではなく山や川も近いので、季節の移り変わりとともに変化する大自然を肌で感じ楽しめるのは人生の大きなメリットと言えるでしょう。
鳥取市の1年はこんな感じ!
思い立ったら気軽に花見!春
3月になると
春は3月から7月、秋は9月から11月にかけて鳥取市内の様々なところで見ることができる「
旧暦のひな祭り(4月中旬の開催)に開催される「もちがせ流しびな行事」は全国的にも有名です。紙雛を桟俵にのせ、桃の小枝と椿の花や菜の花を添えて災厄を託して千代川に流します。ゴールデンウイークの鳥取砂丘では連日さまざまイベントが開催されています。地元の強みを生かして渋滞知らずに鳥取砂丘で楽しめるのはまさに鳥取市民ならではの贅沢です。
ハジける楽しさ・海!山!祭!夏
初夏を迎えると近くの山々が新緑に染まっていきます。
7月は「海開き」ラッシュ!鳥取市には白兎海水浴場、砂丘海水浴場、小沢見海水浴場、浜村温泉海水浴場など多くの海水浴場があり、マリンスポーツや海水浴を満喫できます。“日本海”というと「波が荒れている!」というイメージを持っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、それは大間違い。鳥取市の海はキラキラ光る綺麗な波が自慢。青い海と白い砂浜をいつでも気軽に訪れてください。
鳥取市の夏も暑いです!しかし少し足をのばせば『涼』を感じる山々の木陰、爽やかな風が吹く海岸や高台などがたくさんあります。都会とは違う夜風も心地いいですよ。
食もスポーツもおまかせ秋
秋は「殿ダム・ウォーキング大会」や様々な体験イベントや歴史を感じるイベントがいっぱい。「鳥取三十二万国お城まつり」では、市街を時代行列が練り歩き、久松公園をメイン会場に火縄銃鉄砲隊による演武やステージイベントなどが催され、ちょっとしたタイムスリップのよう。ほかにも「
食欲の秋を満喫するイベントも楽しみのひとつ。「たべる麒麟のまちグランプリ」などが次々と開催されます。鳥取を代表する秋の味覚、「二十世紀梨」。鳥取砂丘のふもと
秋の夜長にはぜひ国内有数の公開天文台「鳥取市さじアストロパーク」へ。自慢の103センチ望遠鏡で見る雄大な宇宙はロマンそのもの。望遠鏡付の宿泊施設もあり、プチ旅行にも絶好のスポットです。
紅葉のシーズンには、久松山、空山、霊石山、用瀬アルプス、
イルミネーションも初詣もおまかせ冬
冬の鳥取砂丘はクリスマスイルミネーション 「鳥取砂丘イリュージョン」 で彩られ鮮やかながらも幻想的な砂丘を楽しむことができます。美味しい食の屋台もあるので冬の夜を楽しむにはうってつけです。
初詣は、創建1370年以上とされる伯耆国一の宮「宇部神社」が有名。商売繁盛と安産にご利益があります。因幡の白兎伝説で有名な「白兎神社」で新年の日本海を眺めれば気分も晴れやかに。良い年の初めを迎える絶好のロケーションです。鳥取のお雑煮は小豆の煮汁に柔らかく煮た丸餅が入ったものが多いのですが、海辺や山間部など地域によって違いがあるようです。
2月になると「こどもかるた大会」や、鳥取に国内外のご当地ちゃんぽんが集合する「ワールドちゃんぽんクラシック」など新春を楽しむイベントが各地域で多数開催されます。
鳥取市の冬は年によって異なりますが数年に一度の大雪の年もあります。例年12月中旬から3月までの間に数日間だけ積もりますがほとんどは解けてそれほど残りません。積雪時にはだいだい50cm(過去30年平均)、ときどき約90cm(2017年の豪雪)という年もあります。車の運転にはスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)は必須です。