2021年に神奈川県から移住川口和久さん・淳子さんご夫妻

還暦を過ぎて “ゆっくり暮らす”ことを見つめ直し
往年の名投手は季節・自然・食を楽しむ鳥取市を選んだ

Profile

元プロ野球選手

5人家族(鳥取市へ移住は3人)・60代で移住を決意
2021年 神奈川県から鳥取市へUターン

ぶっちゃけ話、聞いてみました! INTERVIEW

Q

ご出身は鳥取市のどちらですか?

Q

和久さん

鳥取市の吉岡温泉の生まれです。

Q

鳥取市にUターンされる前はどちらにお住まいでしたか?

Q

和久さん

住まいは神奈川県でしたが、仕事は主に関東圏で野球教室やTV・ラジオで野球の解説の仕事をしていました。

Q

家族構成を教えてください

Q

和久さん

 

僕たち夫婦と三女が移住しました。あと娘が2人、東京にいます。

Q

Uターンを決意したきっかけを教えてください

Q

和久さん

コロナ禍前は折に触れては鳥取市に帰省していましたが、それも叶わなくなった中、2020年の11月に実母が他界したことが一番のきっかけです。

それと以前からこれからの人生を考え、鳥取市に移住するのもいいねと妻と話していました。鳥取はコロナなどの感染症を考えるとリスクも都会に比べて少ないし、僕の実家もあるし。

なにより、妻が鳥取市のことを気に入ったんです。(笑)

Q

奥様のご出身はどちらですか?

Q

淳子さん

 

東京です。だから私は Iターンですね。

Q

奥様が何度か鳥取に来られるうちに気に入られたんですね?

Q

淳子さん

結婚してから何度も鳥取市に来ていました。夫が遠征などで家を長く留守にしている時期は広島から私が一人で車を運転して、娘三人を連れて遊びに来ていました。それぐらい鳥取が好きだったんです。

中国自動車道って夜怖いじゃないですか。真っ暗で、カーブはすごいし(笑)

それでも夫が家にいない夏とか冬とかに鳥取市に帰っていました。

Q

お子さんが小さいころから?

Q

淳子さん

そうです。砂丘にも行きましたし、あまり観光客のいない穴場みたいなところにも行きました(笑)

Q

鳥取市のどういったところが気に入ったのですか?

Q

淳子さん

海も山も近い!あと夫の母が畑で野菜をいっぱい作っていたので、それを手伝うのがすごく好きで。鳥取市に来たら義母に連れられてよく畑に行っていました(笑)

Q

移住にあたって相談窓口などは利用されましたか?

Q

淳子さん

はい。直接私が連絡しました。

Q

窓口の方は川口選手の奥様とも知らなかったわけですよね?

Q

淳子さん

そうです。みなさんといっしょです(笑)
『ペットOKな家を探しているんですけど…』とか『どの地域がいいかな』とか相談して。賃貸ならいくらからあるかな、とか。担当の方といろいろ話しました。

Q

今のお住まいは元々空き家だったところですか?

Q

和久さん

そうです。空き家です。

Q

淳子さん

最初は賃貸でも探していました。

Q

和久さん

妻が植物、特にバラが好きなので広い庭があることが条件でした。

Q

物件はどれくらいご覧になりましたか?

Q

淳子さん

物件はかなり見て回りました。山の方の家とかも。

Q

和久さん

農家をやっていたら買えるような物件もありました。
10件以上は内覧したんじゃないでしょうか。

Q

淳子さん

なかなか決まりませんでした。

Q

和久さん

2ヶ月くらいは考えましたね。最終的には今の家が気に入って購入しました。

Q

実際にUターンされて生活の中で変化したことはありますか?

Q

和久さん

そうですね、移住前に住んでいたところだと、どこにいくにも時間がかかるんです。関東圏は人や道が混んでいてちょっと離れた場所に出かけようと思うと行くだけで1、2時間はかかったんです。

鳥取市では手に届く場所に全てあるので、生活がとても便利になりました。かゆいところに手が届くというか。今住んでいる場所は特に無駄がないところです。

鳥取市はどこに行くにも10分から20分前後で大体着く。移住前は食べ物も買いだめして家にストックしていたのですが、こちらではその必要を感じませんね。

しかもここから空港まで10分、砂丘まで10分。とても便利な町です(笑)

あと物価が安いですね。新鮮な野菜が都市部では考えられない価格で毎日売られていて、お得感がすごくあります!

関東では食材の購入も大変だったんですね。

Q

和久さん

関東に住んでいたころは道の駅に行くだけで1時間くらいかかっていました(笑)
行くまでに疲れますよね。

Q

淳子さん

行くまでが一日仕事だったというか、道の駅が目的地になるというか(笑)

Q

鳥取市の食材の質はどうですか?

Q

和久さん

妻が「関東で食べるお魚と鳥取で食べるお魚とでは鮮度が全く違う」と驚いたのを覚えています。

Q

淳子さん

移住して自分で買いに行くようになって余計に食材の違いを感じるようになりましたね。

関東にいるときは全然感じなかったんですよ。それが普通だったので。

特に違うのは野菜。ブロッコリー1つをとっても関東では切り口がカリッカリのものが売られていたりしましたが、こちらでは茎も食べられそうな瑞々しいものが売られていますから。とにかく新鮮です。

Q

和久さん

多分そういうのって鳥取市にずっといる人は気づきにくいんじゃないかな。僕らはこちらに移住して日が浅いのでいろいろな発見がありますよ。

当たり前すぎてわからないありがたみなのかもしれませんね。

Q

淳子さん

私は写真を撮りに海に行くことがあるんですが、人が少ないなと思って驚いたことがあります。こんなに綺麗な海なのに。

Q

和久さん

鳥取市に住む甥っ子と海水浴に行く機会があったのですが、「20年ぶりだ」と言っていて子どものころ行ったっきりなのかと驚きました。僕たちが鳥取市に来なければ海水浴に行くこともなかったと。

Q

淳子さん

前に住んでいた神奈川県にもビーチや綺麗な施設はたくさんありましたが、なにしろ混むんです(笑)

Q

和久さん

行きは車で1時間半、帰りは3時間とか。渋滞で車が動かない。鳥取で渋滞するのは花火大会のときくらいでしょ(笑)

Q

淳子さん

電車でも行けなくはないけど帰りが嫌じゃないですか。海に入ったあと満員電車に乗って帰るなんて。これじゃあ海水浴に行かなくなりますよね。

Q

鳥取市に来てから季節の感じ方も変わりましたか?

Q

和久さん

東京にいると四季を感じにくい。食べ物で感じることはありましたけど肌で感じない。鳥取市に住んでいた子どもの時は早春にぺんぺん草で遊んだり、夏は海水浴に行って秋になると山であけびを採ったりして、冬はスキーとか四季を通じて遊ぶことができた。
でも都会ではそういうのを感じようと思うと、時間をかけて出かけなきゃいけない。

鳥取市もどったことで、身近な距離で季節をしっかり感じるようになりました。

都市圏は自然を楽しむのに労力がかかるんですね。

Q

和久さん

そうですね。鳥取では空を見れば星があるし。海を見れば魚が見れるし。

Q

お休みの日はどんな過ごし方をされていますか?

Q

和久さん

釣りが趣味なので、夏の夜に知り合いの船に乗せてもらってイカ釣りもしましたね。

あとはゴルフも大好きなので行きます。

鳥取市はなんでも手の届くところにあるんですよ。海も近いしゴルフ場も近い。

Q

淳子さん

ゴルフに行くのに高速代払わなくていいのもいいですよね(笑)

都会にいる時はいろいろな意味で移動が大変だったんですね。

Q

淳子さん

どこか遠くに行こうと思うと高速代だけで片道5,000円以上かかるのが普通ですもんね。

Q

和久さん

海に行こうと思っても高速は高いし一般道だと半日はかかるし。

Q

淳子さん

行ってもすぐ帰らないといけない。こちらではどこに行くのも近いから、楽しむ時間が多いのがいいですね。

Q

和久さん

時間だけはお金で買えないですからね。

鳥取市は、いろいろ楽しむには理想的な環境だったんですね。

Q

和久さん

そうです。還暦を過ぎた時、今後の人生をどう過ごしていきたいかを考えたんです。妻と環境の良い鳥取で生活をすることを選び、ゆっくり今後の方向性を決めていきたいなという結論になったんです。

Q

今も野球の関係のお仕事を続けていらっしゃるんですか?

Q

和久さん

そうですね。野球の解説や関東地方の野球のイベントに参加しています。なので月の半分は仕事で、残り半分は鳥取での暮らしを楽しんでいます。

今後は野球チームを作ろうかと考えているんです。プレーヤーとして!

やはりピッチャーですか?

Q

和久さん

どこでも守れます!キャッチャー以外ならどこでもいけますよ。

Q

引っ越しで苦労されたことはありますか?

Q

淳子さん

引越しは自家用車で何度も往復して荷物を運びました。

Q

和久さん

引越し屋さんに頼まず、全て自分たちで運びました。

Q

淳子さん

2トントラックをレンタルして、八頭にいる夫の兄にも手伝ってもらって荷物を運びました。

Q

和久さん

全部で10往復くらいしましたね。もちろんお金を出せば全てやってもらえますが、車の運転は夫婦ともに大好きなので、引っ越しも自分たちで楽しみたいと思って。

Q

淳子さん

トラックを運転する夫の後ろを私が自家用車で追いかけて(笑)
片道8時間くらいかかったかな。

Q

和久さん

犬もいるので飛行機も乗れないし、車しかないなっていうのもありました。

お二人とも引っ越しの道中が楽しめるのが大きかったかもしれませんね。

Q

和久さん

そうですね。名古屋あたりで八丁味噌のラーメンを食べて、三重でははまぐりラーメンを食べて(笑)

Q

淳子さん

ここの宿に泊まってみたいな、とかも決めて。

引っ越しと観光を同時に楽しんだ感じですね。

Q

和久さん

そうです。移動する先々で、その地のものを楽しみながら引っ越しました。
費用面でも飛行機だととても交通費がかかるけど、車だと3分の1の費用で済みましたね。そのかわり移動は夜中ですけど、僕たちは何でも楽しんでます。

Q

これからの鳥取市生活で夢はありますか?

Q

和久さん

夢というと大げさなものはないかなぁ。ただ、関東圏に住んでいると肩肘張る生活をしないといけないんですが、鳥取市ではノンプレッシャー。自分がしたい生活ができるかなと思います。とは言っても健康のためにも何か新しい楽しみを見つけたいな~と考えています。

あとは子どもたちに野球を教えてあげられたらいいなと思いますね。

それと...実はこれから米作りに挑戦しようと思っています。品種はまだ決めてないけど、土起こしをして春には水を入れて米作りしようかと。まず第一歩は米作りからですね。

Q

鳥取市に移住を考えられている方にメッセージを!

Q

和久さん

鳥取市の良さは海や山が近くにあって自分の自由にできるところと手の届く範囲になんでもあって生活がしやすいところ。そして新しいことにも挑戦できる環境だと思います。ぜひ前向きにご検討を!


ありがとうございました。

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