2017年に大阪府から移住竹本剛さん

自分から動くことで人の縁を広げ、居場所をつくっていく
やれること・やりたいことをやっていく

Profile

出身は大阪府
2人家族・50代で移住を決意
2017年 大阪府から鳥取市へIターン

ぶっちゃけ話、聞いてみました! INTERVIEW

Q

ご出身は鳥取市ですか?

Q

竹本さん

いいえ。大阪生まれ大阪育ちなんですけど、親が鳥取出身なんで19歳の時に鳥取市に住んでいたことがあるんですよ。小さい頃から夏休みは遊びにきていました。

Q

19歳で鳥取市に来られた時はお仕事ですか。

Q

竹本さん

そうです。40年前の大昔ですが、印刷屋さんでレイアウトの仕事をしていました。

旅行に行きたくて1年半働いてお金を貯めてインドに行きました(笑)
貧乏旅行のバックパッカーですね。安かったし楽しかった。

Q

帰国後は鳥取市に?

Q

竹本さん

その頃には親が鳥取市に家を建てていたので、そこで暮らしていました。

鳥取で働いていたんですが、わけあって大阪に出ました。25歳から35歳まで運送業社で働いて、結婚して子どももできました。

Q

鳥取市に再び縁ができたのはいつ頃ですか?

Q

竹本さん

親が歳をとったからですね。
2017年4月に大阪の仕事を辞めて鳥取市にIターンしました。

Q

大阪にお住まいの時から鳥取市への移住は考えておられた?

Q

竹本さん

いえいえ考えていませんでした!でも親が歳をとったので「ほっとけないなぁ」となった。単身で鳥取市に移住しようと考えたんです。

Q

鳥取市に移住されてからのお仕事は?

Q

竹本さん

鳥取ではどこかに所属せずに働くと決めていたんです。60〜70歳までなんとか働ける状態にしようといろんな仕事をやり始めました。

ガイドや林業や狩猟…鳥取はいろいろできることあって楽しいですよ。

Q

活動拠点の1つである湖山池ベースについて教えてください。

Q

竹本さん

簡単に言うとキャンプ場です。木工ができる設備もあります。大阪生活の後半20年間は工務店で働いていたんで、木工スペースがあると便利なんですよ。いろいろ作業ができて。

Q

工務店でのお仕事の経験が活きているんですね!

Q

竹本さん

そうです。工務店スキルは便利ですよ(笑)
今は大々的に工務店としてはやってませんが、知り合いのつてでちょこちょこ仕事をいただいています。

Q

林業や狩猟もされてるとお聞きしましたが、それらもお仕事で?

Q

竹本さん

移住した当初は狩猟と自伐型林業をやろうと思っていたんですね。結局両方とも生業として発展はしなかったです。今は業者からの依頼でパキパキ薪を割っているくらいですね。

移住前から鳥取市に来たら薪ストーブを取り付ける仕事をしたいと思っていたので、今は鳥取の石油会社さんの薪ストーブの設計・施工の仕事もしています。
煙突を屋根につける作業で度胸がつきました(笑)

Q

鳥取では木に関わるお仕事をされたかったんですか?

Q

竹本さん

そうです!狩猟とか林業とか、自然に関連する仕事がしたかった。最初は研修もたくさん参加したんですが、自伐型林業とか仕事として成立させるのが難しかったですね。

Q

移住に関して移住相談窓口などは利用されましたか?

Q

竹本さん

大阪で『移住者フェア』っていうイベントをしていたのでそれには参加しました。林業のブースで話を聞こうと思ったら「60歳手前のあなたでは林業はできませんよ」って門前払いを喰らった(笑)

諦めなかったですけどね(笑)

Q

そのイベントに参加されたのはいつ頃ですか?

Q

竹本さん

2017年の3月。移住する1ヶ月前ですね。すでに移住することは決まっていた時です。その時にお会いした方々はいろんなところに紹介してくれて、移住後、一気に人脈が広がりました。

Q

どういったご縁ができましたか?

Q

竹本さん

当時の『鳥取ふるさとUI会』の会長さんを紹介してもらい、そこから『 グリーンツーリズムもちがせ』や『鳥取あきんどクラブ』を紹介していただきました。その縁でいろんな団体に参加しています。

大阪では仕事関係以外ではあんまり人付き合いしなかったんですよ。でも鳥取で就職せずフリーで生活するには一人で生きていけないじゃないですか。

だから関われるものはなんでも関わりました(笑)
声がかかれば「じゃ、向かいます!」みたいな。なんにでも首をつっこんでいました。

起業セミナーにも行ったし、日本財団主催の『研志塾』っていう研修にも参加しました。その時に会ったメンバーは今でも繋がりがありますね。
鳥取で自分の力で何かおもしろいことをやろう!と思っている人たちが集まっています。

Q

移住される際、不安はありませんでしたか?

Q

竹本さん

「なんとかなるだろう」ぐらいにしか思ってなかったかな(笑)
何ともならなければ3、4年で蓄えが底を突くから、破綻したら終わりやなとは思ってはいましたが。今のところはまだ破綻せず生活しています(笑)

Q

大阪での生活から一転して鳥取で起業し、一番の変化はなんでしたか?

Q

竹本さん

会社員でなくなったっていうのは大きかったですね。今、こちらでは稼げることも稼げないこともありますが忙しくやっています。楽しいですよ。
ガイドもやっています。

Q

ガイドのお仕事について教えてください。

Q

竹本さん

僕の大事なテーマですね。自然と関わった仕事がしたかった。

シーカヤックガイド養成講座が4月の終わりから5月にあるんですけど、3週間の間に何回か講習を受けて、そのままガイドの資格を受け取れるんです。移住後すぐに資格をとりました。副業考えておられたらどうぞ(笑)

鳥取自然体験塾というところが、シーカヤックのほかに、シャワークライミングもやっている団体なのですが、沢を登って手つかずの自然を体験できたりします。

Q

マルチに活動されてるんですね!

Q

竹本さん

何でも屋です(笑)
いわみガイドクラブでは浦富海岸を歩いたりジオトレイルしたり。体力ある間はやりたいですね。

Q

鳥取で人と人の関係性を構築されるのを楽しんでおられるんですね。

Q

竹本さん

それはいろいろです。もともと人付き合いが好きじゃないんですよ。嫌いじゃないけど面倒くさい(笑)

Q

最初の一歩が大変ですよね。

Q

竹本さん

知り合いがいないところにポンと入ってみるって、最初は気まずいし気が重い。でも輪を広げるために意識して色んなところに顔を出しに行って、少しずつ知った顔を増やして行きました。

移住したころはいろいろな研修に行きましたが、「ここは場違いだったな」と感じることもあったし、月1回参加していた『研志塾』も無職のおじさんは僕だけだった(笑)
「僕この場にいていいのだろうか…」という思いは常にありましたね。

でも“外に出る気持ち”を持たなきゃダメですしね。

今ここで話をしている『湖山池ベース』もそうです。気になっていたので、思い切って足を踏み入れたのがきっかけで、今は管理人みたいなことをしています。

『湖山池ベース』はご縁を広げてもらった場所ですね。

Q

鳥取市に移住されて感じたギャップはありますか?

Q

竹本さん

鳥取市には暗くて寂しいイメージもあったのですが、今は人との繋がりができて楽しく忙しく生活しています。

Q

移住して良かったと思いますか?

Q

竹本さん

良かったですよ!
楽しいし。やりたいこともできていますし。まぁこんなもんでしょう。

Q

鳥取市に移住を考えられている方にメッセージをどうぞ!

Q

竹本さん

鳥取市に来て起業しましょう!
都会では出来ない仕事が鳥取にはあります。

いろんなことがやれる可能性が、鳥取市にはあると思います。


ありがとうございました。

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